供花講習会を開催 心を込めて制作

JA松本ハイランド
講師(中)に教わりながら供花を作り上げた
講師(中)に教わりながら供花を作り上げた

JA松本ハイランド女性部波田支部は8月9日、松本市のJA波田支所で「お盆の供花教室」を開いた。供花をつくり、各家庭で盆棚を飾ってもらおうと、昨年から始めた取り組み。2回に分けて開催し、あわせて部員20人が参加した。
朝日村で花を生産している中村みどりさんが講師を務め、花の管理方法や見せ方のコツなどを説明。「身近な花を使って仏様をお出迎えし、先祖代々の供養を」をテーマに、アスターやリンドウ、スターチスなど13種類の花を使用した供花づくりを行った。一対に飾ったときのバランスを考えながら、花の左右、正面を見極めつつオリジナルの供花を制作。「蕾が開く向きを見極めて花を配置することが大切。左右のバランスが整うように高さや位置を調節してください」とアドバイスを受けながら真剣な表情で取り組んだ。
同支部の森田治子支部長は「お盆の時期にあわせて講習することで、先祖代々の供養に役立てていただければ。これからもできることから考え、支部活動が止まってしまわないよう、部員が参加してよかったと思ってもらえる活動に取り組んでいく」と話した。

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