主力「あかつき」出荷始まる 食味抜群仕上がり良好

JAあづみ
桃を選果するスタッフら
桃を選果するスタッフら

JAあづみは8日、桃の主力品種「あかつき」を初出荷した。あかつきは甘みが強く、果汁が多いことが特徴。2022年産は品質低下を招く穿孔細菌病が少なく、生育期の好天や適度な降雨があったことから玉伸びや糖度も良く、食味抜群の高品質に仕上がっている。
安曇野市三郷の小倉選果所では、この日までに集荷した1.3トンを初選果。早朝に持ち込まれた新鮮な桃をJA職員らが色や形、傷の有無などを一つ一つ確認ながら選別し、箱詰めした。凍霜害に見舞われた21年度よりも約400ケース(1ケース=5キロ)多い1220ケース(同)、桃全体では約420ケース(同)多い3040ケース(同)を県内市場に出荷する予定だ。
あかつきの出荷作業は8月20日頃まで続き、晩生種「おどろき」などの出荷は9月上旬頃まで続く。
三郷地域営農センターの小林将士営農指導員は「安曇野で栽培された食味の良い桃を味わってほしい。また、気温が高く果肉先行傾向なので早めに収穫し出荷していただきたい」と話した。

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