インターン生として高校生受け入れ/興味のある職種で実習

JA上伊那
コンバインの刃の交換を手伝う春日さん
コンバインの刃の交換を手伝う春日さん

JA上伊那は毎年、依頼のあった高校からインターン生を受け入れている。8月2日、3日は伊那市高遠町の長野県高遠高等学校の春日佑仁さん(16)と高見花さん(16)の2人を受け入れた。
このうち春日さんは伊那市上牧の営農経済部農業機械課農機伊那センターで実習した。2日間を通して、コンバインの刃の付け替えや生産者のもとへ農業機械を納品するのに同行したりと、JAの担当職員からさまざまな作業を教わった。
春日さんは幼いころ、祖父に農業機械に乗せてもらったことがきっかけで農業機械が好きになり、今回は自ら同JAに行きたいと進路担当の先生に申し出て参加したという。
春日さんは「好きな農業機械に携われた2日間は貴重な経験も多く、仕事としてもとても楽しかった。将来は農業機械に携わる仕事に就きたい」と目を輝かせた。実習を担当したJA職員も「2日間の実習にも関わらず、自らの経験になればと一生懸命に取り組んでくれた。卒業したら就職してほしいくらいだ」と太鼓判を押した。
高見さんはサービス業に興味があり、進路担当の先生に相談したところ同JAを紹介され、南箕輪村のJA上伊那農産物直売所「ファーマーズあじ~な」と資材店「JAファームいな竜西店」を1日ずつ実習。今回の経験から「実習を通じて自分に足りないところがまだまだあるなと痛感したが、皆さんが優しく接してくれて楽しく実習ができた。サービス業は自分に合っているなと感じることができた」と話した。

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