平均糖度14.2度 大きく甘い仕上がり 晩生桃「川中島白桃」初出荷

JAみなみ信州
出荷が始まった「川中島白桃」
出荷が始まった「川中島白桃」

JAみなみ信州は8日、松川町の同JA松川インター選果場で、晩生種「川中島白桃」の出荷をスタートした。この日は飯田市や高森町の生産者が持ち込んだ48コンテナ(1コンテナ約14kg)を選果員が一つずつ選果作業を行い、県内の市場へ出荷した。
川中島白桃はしっかりした果肉から食味が良く人気があり、市場からも好まれる桃。同JA営農部によると、今年は天候に恵まれ玉伸びも良く、日照時間が十分に確保できたことから糖度が平均糖度14.2度と高く、大きくて甘い桃に仕上がっている。今年度の出荷を49トン(前年比98.8%)と見込んでいる。
同部果実柿課の横井裕真技術員は「今年は糖度が高く、ここ数年で最高に美味しい桃が出来上がった。生産者が丹精込めて作った桃をぜひ多くの方に食べてもらいたい」と話した。
果実リレーが続く同選果場ではリンゴの選果も始まっており、今後共選桃アンカーの黄金桃の出荷、梨の選果も近日始まる予定。

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