大型ショッピングセンターで「ちゃぐりん」とJAをPR

JA信州うえだ
営農相談員の指導でミニグリーン作りを体験する子どもたち
営農相談員の指導でミニグリーン作りを体験する子どもたち

JA信州うえだは7月26日、27日の2日間、上田市の大型ショッピングセンターアリオ上田店の特設会場で、(一社)家の光協会発行の子ども向け雑誌「ちゃぐりん」のPRイベントとして、農産物にちなんだゲーム体験や多肉植物のミニグリーン作り体験に挑戦する「アグリチャレンジパーク」を行った。たくさんの親子連れが参加して、笑顔で楽しんだ。
このPRイベントは、「ちゃぐりん」や「家の光」を若い世代を中心に幅広くPRし購読へつなげることを目的に、同JAくらしの活動相談員が発案して8年前から実施。夏休みの思い出づくりにもつなげたいと、毎年子どもの夏休み期間に合わせて開いている(2020年は感染防止のため中止)。大型ショッピングセンターを会場にすることで、これまでJAとの関わりがなかった地域住民に、JAや農業に関心を持ってもらうこともねらいのひとつだ。感染対策のためイベント内容を変更し、参加者へも感染対策への協力を呼びかけながら実施した。
今年初めて企画したミニグリーン作り体験では、JAグリーンファーム中央店で家庭菜園や園芸の相談対応をしている同JA営農相談員が講師となって参加。子どもたちや親子連れに作り方や家での管理の仕方を教えた。数種類の多肉植物から好きな品種を選んで容器に植え付けた子どもたちは、「かわいくできた。ちゃんとお世話をして元気に育てたい」「お母さんにお土産としてプレゼントする」と、大事そうに持ち帰っていた。
ほかにも、地元でとれた旬の野菜の中から自由に選んでカゴに入れ目標の重さに近づける重さ当てゲームや、同JA特産の大豆を箸でつまんで制限時間内にいくつ別のお皿に移せるか挑戦するゲームも実施。親子や兄弟で対戦する姿も見られた。
また、例年実施し子どもたちに大人気の「ちゃぐりん」掲載工作体験は、新型コロナウイルス感染拡大を受け自粛したが、代わりに工作の材料をセットにして配布。作り方を説明しながら手渡すと、子どもたちは、「作るのが楽しみ」とうれしそうに手にしていた。
JA職員研修としてスタッフを務めた新入職員は、「JA職員としてたくさんの子どもたちや地域の方と接するイベントは初めてだったが、喜んでもらえている笑顔を見て自分自身も楽しい気持ちになれた。JAのイメージアップにつながればうれしい」と、笑顔で振り返った。

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