加工用トマト出荷最盛期を迎える

JAグリーン長野
出荷されたトマトの品質を確認する営農技術員
出荷されたトマトの品質を確認する営農技術員

JAグリーン長野野菜部会ジュース用トマト専門部で8月上旬、加工用トマトの出荷が最盛期を迎えている。長野市松代・更北・信更・信里地区の個人や福祉法人を中心に部会員23人が栽培し、加工業者2社との契約栽培。大規模生産者が栽培を辞めたことにより、昨年よりも出荷量減となっているが、契約数量の120トン(前年比80%)確保へ、積極的な出荷を求めている。
今年は7月26日に集出荷を開始。収量のピークに合わせ、JAでは8月初旬から12日までは連日集荷し、積極的な出荷を求めている。8月3日には、営農技術員が出荷物の状態を検品。果実の傷みがあるものや汚れているもの、異物などが除かれているかなどを観点に目視し、規格に沿っていることを確認。業者の信頼確保へ、出荷に訪れた生産者に対し、引き続き、規格に沿った出荷を呼びかける方針だ。
JAでは、このジュース用トマトを、「安定価格取引」による生産者手取りの確保と、難しい技術も要らず、栽培にかかる手間などが省ける「労力軽減」を強みに、引き続き、定年帰農者や野野菜生産者などへの栽培導入を呼びかけを呼び掛ける考えだ。

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