「しなの夏そば」刈り取り/収穫量の増加

JA上伊那
刈り取りを行う征矢理事長
刈り取りを行う征矢理事長

JA上伊那管内で夏そば「しなの夏そば」の刈り取り作業が行われている。今年度の作付面積は昨年度より広い約144ヘクタール。今年度は台風など天候の影響も少なかったことから昨年より多い収穫量となっている。7月25日には、箕輪町の農事組合法人みのわ営農が約7ヘクタールの刈り取り作業を行った。
みのわ営農は約74ヘクタールで夏そばを栽培しているほか、個人生産者の刈り取り作業も担っており、町内約80ヘクタールの刈り取り作業を行う。この日は組合員15人が5班に分かれ作業し、約10トンを刈り取った。
同法人の征矢和夫理事長は「今年はいい出来となった。お盆頃から新そばとして夏そばが出るので、ぜひ味わってもらいたい」と話した。
管内で刈り取られた夏そばは南箕輪村にある南箕輪カントリーエレベーターへ持ち込まれ乾燥調製。その後、県内の大手製粉会社などに出荷される。

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