セルリー専門部会中間現地検討会/JA会館ふじみ

JA信州諏訪
目標達成に向け、意思統一を図ったセルリー専門部会中間現地検討会
目標達成に向け、意思統一を図ったセルリー専門部会中間現地検討会

JA信州諏訪野菜専門委員会セルリー専門部会は7月25日、富士見町のJA会館ふじみでセルリー中間現地検討会を開いた。部会員、市場関係者、JA役職員約60人が出席。今年度前半の生産・作柄状況、販売情勢を振り返り、今年度目標達成に向けて意思統一を図った。
同部会は今年度、11月上旬までに出荷数量73万5,320ケース(1ケース10キロ換算)の達成を目標に掲げている。7月21日時点では、24万5,291ケース(前年対比94.5%)を出荷した。6月下旬の高温で出荷数量が減少したが、盆出荷に向けて市場、JA全農長野と連携し、販路の拡大、売り場の確保に力を入れる。
市場関係者は2年ぶりの出席だった。当日午後にほ場3カ所を巡回し、作柄状況を確認したうえで、産地への要望として「不安定な天候下で栽培への苦労が伺えるが、信州諏訪は夏場の主力産地。厳格な出荷選別のもと、高品質なセルリーを届けてほしい」「作柄情報の早期発信をいただきたい。盆の高値販売につなげていく」などの意見があがった。
篠原佐斗次委員長は「生産コストの上昇、天候不順など栽培状況が悪化するなか、生産者一同、高品質安定生産に向けて日々努力している。再生産価格を考慮した販売をぜひともお願いしたい」とあいさつした。

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