第43回花き品評会 県知事賞に角田はる子さん(穂高有明)

JAあづみ
審査員による厳正な審査が行われた
審査員による厳正な審査が行われた

JAあづみ花き専門委員会は7月28日、安曇野市のJA堀金支所で第43回花き品評会(切り花一般部門)を開いた。管内生産者21人が、計11品目112点の切り花を出品。花き専門家4人が入賞作12点を選出、最優秀賞に当たる県知事賞には角田はる子(=穂高有明)さんのトルコギキョウが選ばれた。
JA営農経済事業部農産課によると、今年は小菊やアスターなど、盆花の開花が遅れている為、出品点数は例年に比べ少なくなったが、トルコギキョウやカーネーション、ひまわりなど洋花を中心とした華やかな品評会となった。
県農業技術課や松本農業農村支援センターなどの審査員4人が、花のバランスや形状、病害虫による傷害の有無、芽かきなどの栽培管理が正しく行われているかなどを審査。
松本農業農村支援センター技術経営普及課の小田中一彦係長は「曇天や高温、低温など栽培しづらい時期もあったが、上位作品は草姿や花の状態など非常に良い状態だった。生産者の努力と技術の高さが際立っていた」と講評した。
同会は管内の花き園芸事業総合的発展振興のため、生産物を一堂に展示し、商品性の追求と栽培技術の向上を目指し、優良栽培農家を表彰するもの。受賞者は令和5年3月開催予定の令和4年度花き専門委員会総会で表彰する。
入賞者は次の通り。かっこ内は地区名。(敬称略)
▽優秀賞=唐澤秀昭(堀金)手塚佳一(三郷)小林寿次(堀金)▽優良賞=太田明久(堀金)塚田高裕(堀金)▽金賞=栗原郁雄(有明)上條秀夫(豊科)丸山隆也(豊科)矢口博茂(堀金)▽敢闘賞=丸山眞登(豊科)曽根原史啓(有明)

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