カーネーション・ディスバッドマム・宿根カスミ草を窓口に飾る

JA信州諏訪
ディスバッドマムと宿根カスミ草を彩りよく生けた諏訪支所
ディスバッドマムと宿根カスミ草を彩りよく生けた諏訪支所

JA信州諏訪と信州諏訪農業協同組合農政対策協議会は2022年度、月に1度JA施設10カ所に管内産の花きを展示している。管内は、多品目を栽培する花きの一大産地。6月の展示はカーネーション・7月の展示はディスバットマム・宿根カスミ草を職員が生け、来所者の目を楽しませた。
この活動は、コロナ禍による花き需要の低迷、消費宣伝事業の中止がきっかけで始まり、今年で2年目。営農部の職員が花き共選所から手配し、金融部推進企画課の職員が届ける。JAの各部署が連携して花きの魅力を発信し、地元での消費拡大に結び付けたい考えだ。
1施設につき、カーネーション50本、宿根カスミ草20本、ディスバッドマム20本を用意。この3品目はいずれも出荷最盛期、または今後需要期を控える品目だ。
茅野市のJA茅野中央支所では、ピンク・オレンジ・赤のカーネーションを、3つの花瓶に彩りよく生けて飾った。
来店した同市の男性(60)は「店内が明るい雰囲気になり、とてもよい取組みだと思う。素晴らしいカーネーションだ」と見入っていた。
諏訪市のJA諏訪支所では、ディスバッドマム・宿根カスミ草を、3つの花瓶に分けて展示。ディスバットマムはピンクや緑、褐色などさまざまな色目や花形があり、華やかでモダンな雰囲気をもつ。宿根カスミ草は主役の花を引き立てる花材。バランスよく生けられた2品目を一目見ようと、足を止める来店客も多くいた。
同支所の牛山芳和支所長は「毎月、来店した皆様に好評をいただいている活動。暑い中、支所に来られた皆様に楽しんでもらい、管内産の花き応援につながればと思っている」と話している。

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