桃出荷始まる 出来上場

JAながの
穂波第1共選所で桃の選果作業をする従業員
穂波第1共選所で桃の選果作業をする従業員

JAながの志賀高原ブロックでは桃の出荷を7月23日から開始。1日に400ケース(1ケース7~8キロ換算)が生産者によって共選所に持ち込まれた。
7月21日には桃の出荷目揃会が同JA穂波第1共選所(山ノ内町)で開かれ、規格や品質について生産者らが確認。出荷最盛期へ向けて準備をした。同JA職員は「過去には凍霜害等の自然災害に見舞われてきたが、今年は天候がよく病気の発生も少ないため、玉伸びも良く品質も期待ができる」と話す。「白鳳」の出荷から始まり8月中旬頃からは晩生種の「川中島白桃」や「黄金桃」などが順次出荷されていく予定だ。
7月上旬より須坂市や千曲市での出荷を皮切りに、管内各地区の共選所で出荷が始まっており、JA全体では20万ケース(1ケース5キロ換算)の出荷を見込んでいる。関東や関西方面を中心に一部は海外へ輸出される。
全国的に桃の生産量が減少する一方で、消費人気は高く更なる産地振興が望まれている。

MENU