量販小菊出荷査定会/出荷規格の統一

JA上伊那
担当職員の説明を聞く生産者
担当職員の説明を聞く生産者

JA上伊那は7月20日、管内2会場で量販小菊出荷査定会を開いた。上伊那の小菊の生産者は今年から栽培を始めた3人を合わせて約40人。新規生産者への説明とともに、全体で出荷規格を確認することで、これから本格化する出荷に向け品質を統一することを目的としている。
この日、伊那市美篶にある同JA美篶花卉選花場には約25人の生産者が出席。JAの担当職員は小菊や出荷箱を用意し、実際にものを見せながら説明した。また、気温の高い日中には収穫を控えることや、雨天時に収穫した際には、しっかり葉や花についた水を切り、吸水や蒸れ防止のため新聞紙を多く入れることを呼びかけた。
JAの担当職員は「今年から10本単位の端数も受入れができるようになった。出荷規格を守っていただきながら、多く出荷をしていただきたい」と話した。
昨年は長雨の影響で病害虫が多かったが、今年はあまり被害がなく品質も良好。管内では7月下旬からお盆にかけて出荷の最盛期となる。

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