ちゃぐりん寄贈/授業や夏休みの課題探しに

JA上伊那
守谷理事から「ちゃぐりん」を受け取る児童
守谷理事から「ちゃぐりん」を受け取る児童

JA上伊那はJAグループの食農教育をすすめる子ども雑誌「ちゃぐりん」8月号を管内の小学校4年生へ寄贈した。「ちゃぐりん」を通して、将来を担う子どもたちが農業や食べ物に興味を持ち、その大切さを感じてもらうことが目的。7月13日には伊那小学校で贈呈式を行った。
「ちゃぐりん」はJAグループの「家の光協会」が発行する月刊誌。野菜や稲の育て方、田んぼの水生生物調査など、農業を楽しく学べる雑誌となっている。
「ちゃぐりん」寄贈の活動は2015年から毎年この時期に行っている。学校で行う食農教育の教育資材として活用してもらうほか、夏休みの課題探しにも役立ててもらうのが狙い。今回の「ちゃぐりん2022年8月号」には、キュウリの特徴やおいしい食べ方、SDGsが学習できるマンガなどが掲載されている。各校へは10人あたり1冊になるよう寄贈。今年は7月15日までに管内38校、158冊を贈った。
贈呈式では同校にJA上伊那の守谷実理事と伊那支所の春日祐一支所長が訪問。104人の児童の前で守谷理事からクラスの代表児童に手渡した。
守谷理事は「成長するために食べている野菜の栽培に興味をもってもらい学習してほしい」と話した。「ちゃぐりん」を受け取った二ツ木希乃羽さん(9)は、「自分で野菜を育てている。『ちゃぐりん』を参考に立派な野菜を育てたい」と話した。
同校では各クラスで授業の教育資材として活用する。

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