コギク60万本出荷計画 品質良好

JAながの
目揃会で説明を聞く部会員ら
目揃会で説明を聞く部会員ら

JAながの須高地区では7月14日にコギクの出荷目揃会が開かれ、部会員12人が参加した。7月末から8月までの盆用と秋のお彼岸用に、同JA管内では60万本の出荷を計画しており、量販店向けに下葉を処理した短いコギクを中心に生産している。生育期間中の雨量が少なく、白さび病の発生も抑えられたため品質は良好だ。
全農長野より講師を招き、鮮度を保つための作業効率や切り前の注意事項の説明を聞き、部会員らは熱心に耳を傾けた。
また、7月15日には圃場の綺麗さを評価する「全農コギク立ち毛品評会」が行われ、事前選考の9件の中から同JAでは須坂市豊丘町の坂田元廣さん、須坂市塩野町の星野忠男さん、坂田良和さん、千曲市土口の飯島章彦さんら4人が優良賞を受賞。
長野県農業農村支援センター井出専門幹からは「今年は生育期が高温乾燥で生育の遅延や病害虫の発生が懸念されたが、入賞圃場では管理が行き届いていた。また切り花時期も、近年やや早い切り花時期となっていたが、今年はお盆向けのコギクとしての開花時期が期待できる。」と話し評価を得た。
量販コギクの取り組みは予約相対による値決め販売で安定した販売となっているため、さらなる生産者の増加に期待している。

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