JAグリーン長野女性部更北総支部役員は7月19日、長野市立真島小学校手芸クラブの講師を務めた。同校の要請に基づき、2年前から協力。新型コロナウイルス対策を講じながら、今年度は4・5年生のクラブ員6人に、計8回、手芸を通じて、手作りの楽しさを伝えるとともに児童と女性部の交流につなげる。
この日は今年度2回目の活動。総支部員3人が同校を訪れ、前回作りかけで終了していた牛乳パック2本分を活用した「鉛筆立て」の完成に向けて仕上げ作業に取り組んだ。児童は、総支部員が準備した様々な柄の折り紙から数枚を選び、鉛筆立てに形作った牛乳パックに思い思いに貼り付けた。総支部員は、色や柄の組み合わせ方や貼り方のコツなどを伝え、作業をサポート。「キレイにできた」と喜ぶ児童とともに完成を喜んだ。
牛乳パックを活用した鉛筆立てづくりは、総支部員のアイディア。難易度を低めに、エコやSDGsの観点も含みつつ、案を出し合って活動内容を提案・指導しているという。総支部員で初回から講師として参加する小林浜子女性部長は、「今年はクラブ員が少ない分、より子どもたちとの距離も近く楽しい」と話すとともに、「今回は牛乳パックの再利用と、エコやSDGsにもつながってくるので、そういったことも伝えながら、楽しくやっていきたい」と話した。
JA女性部では、今後も総支部ごと、地域の小学校や幼稚園・保育園とのつながりを持ち、子供たちとの交流や地域貢献につなげたい考えだ。