JA上伊那美篶手良支所は7月16日、准組合員限定企画を開いた。この日は10人の准組合員が参加。管内の農業施設を見学した後、地元花卉農家でトルコギキョウの収穫を体験。自分で収穫したトルコギキョウを使いフラワーアレンジメントをつくり、楽しみながらJAの事業や農業に触れた。
この企画は「地域農業の応援団」として位置付ける准組合員にJAや農業について知ってもらうことが目的。同JAでは管内12支所で、それぞれの特色を生かした企画を行っている。同支所は昨年、新型コロナウイルス感染症などの影響で企画を中止したため、今年は2年ぶりの開催となった。
この日、管内にある美篶花卉選花場と美篶カントリーエレベーターを見学。それぞれ担当職員の説明を聞きながら、施設内を見て回った。農業施設について学んだ後には、管内の花卉農家でトルコギキョウの収穫を体験。様々な品種がある中で気に入った花を1人5本ずつ収穫した。その後、今月4日に新築オープンした同支所で収穫したトルコギキョウを使ったフラワーアレンジメントを楽しんだ。
参加者は「収穫は思ったよりも簡単にできた」「フラワーアレンジメントもきれいにできた。使わなかったトルコギキョウも、とてもきれいなので、そのまま飾って楽しみたい」と笑顔を見せた。同支所の向山五輪男支所長は「地元にある施設を知ってもらえる、よい機会となった。これからもぜひ地域農業の応援団として協力してもらえれば」と話した。