初心者向け菊づくり講習会/JA信州諏訪健香会

JA信州諏訪
菊苗を手に摘芯のタイミングを指導する奥山さん(右)
菊苗を手に摘芯のタイミングを指導する奥山さん(右)

諏訪地域の菊愛好家でつくるJA信州諏訪健香会は7月13日、会員の諏訪市の奥山幸茂さん(83)が所有するハウスで初心者向けの菊づくり講習会を開いた。
同会は5月に同市で開催された第53回高島城祭に出店し、菊苗販売と講習会への参加希望を募っている。菊苗購入者を対象として講習会を開くのは初めての試み。
この日の講師は、河西佳一会長(82)と奥山さん。参加者が持参した鉢植えの菊を囲みながら、大菊の基本的な育て方「三本仕立て」の鉢選びや土づくり、肥料や摘芯のタイミング、3枝の整枝・誘引の方法を説明した。参加者は熱心にメモを取りながら約1時間の講習で三本仕立ての手順を学んだ。
河西会長は「菊づくりの楽しさや魅力を知ってもらう機会になったのでは」と笑顔で語った。
同会は、参加者を会員に迎え入れ、同会が同市で毎年開催している諏訪大社上社奉献菊花展示会を更に盛り上げたい考えだ。

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