直売所の旬野菜を詰め込んだ「季節の野菜セット」が人気

JAみなみ信州
開いたことろから楽しんでほしいと見栄えにもこだわる「季節の野菜セット」荷造り
開いたことろから楽しんでほしいと見栄えにもこだわる「季節の野菜セット」荷造り

南信州の旬な野菜を詰め込んだ「季節の野菜セット」の配送が、15日スタートした。JAみなみ信州農産物総合DMセンターが全国の会員に向けて発行するダイレクトメール「南信州便り」の商品として昨年夏から3回目の取り組み。直売所に朝持ち込まれた12品目の新鮮な野菜やきのこをその日のうちに発送するとあって、リピーターも多い人気商品。今年度第1弾ではトマトやナス、アスパラなどの定番野菜とともにホワイトしめじやハナビラタケといった珍しいきのこも入る。箱詰め作業を行ったJA直売所りんごの里では、段ボールを開けたところから楽しんでもらいたいと3人の職員が見栄えの良い詰め方や色合いのバランスを相談しながら荷造りを行った15箱を東京や大阪などへ発送した。
同セット用にトマトとパプリカを出荷した飯田市の矢澤和美さんは「直売所に来られない方や遠方の方にも南信州の旬がたくさん詰まったものが届けられるのはうれしい。これをきっかけに南信州に出かけてもらい自然が豊富な環境を感じてもらえれば大好きになってもらえるはず」と笑顔で話した。
同直売所の田原将司所長は「南信州の季節のおいしいを詰めた、まさに直売所の今をお届けしているような商品です。自宅にいながら南信州の夏を楽しんでもらいたいですし、ぜひ直売所にも足を運んでもらえたら」と話した。
同センターによると、今回の発送分として予定した100セットを上回る120の注文を受けた。数を重ねるごとに注文数が増える現状を踏まえ「南信州の魅力を発信する定番アイテムの一つになれば」と担当者も期待を寄せる。今後、とうもろこしを目玉とした第2弾(現在注文受付中、8月8日締め切り)、また第3弾(10月発行)では鍋用商材としてきのこや野菜でセットを計画する。

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