JA信州諏訪花き専門委員会きく部会は7月6日、原村の同部会役員中村清一郎さんのほ場で、「きく現地指導会」を開いた。部会員、農薬メーカーの担当者、JA職員計8人が参加。ほ場を見学しながら互いにコミュニケーションをとり、高品質・安定生産に向けて意思統一を図った。
部会員は現在、7月の東京盆出荷、8月の盆出荷に向けて栽培管理を行っている。当日は、JA営農部農業振興センターの井上俊哉営農指導員が、現在の生育状況と病害虫防除対策を説明。井上指導員は「例年より、アザミウマやアブラムシ、ハダニが多く発生している。適用農薬を使用し、防除に努めてほしい」と呼びかけた。また、安全・安心な農産物出荷に向けて、栽培日誌の記帳を徹底した。また、農薬メーカー担当者が、白さび病や害虫などに効果が期待できる農薬を紹介した。
その後、参加者は中村さんのほ場を見学。生育状態や施設設備を見て回った。
茅野市の鈴木紘平さんは「畑がとてもきれいに整備されており、素晴らしかった。先輩農家の栽培管理を学ぶことができて大変勉強になった」と話していた。