ユニークなかかしずらり 第48回かかし祭り

JAあづみ
名物のかかしを眺める来場者
名物のかかしを眺める来場者

JAあづみは10日までの2日間、組合員や地域住民への事業利用の感謝として、安曇野市堀金烏川のJA総合事業基地構内などで「第48回かかし祭り」を開いた。
かかし祭りは毎年恒例となっている夏のイベント。農業機械や農業資材、園芸用品、家電製品、食料品などの販売、3年ぶりに復活した虹ますのつかみ取りや縁日屋台などの出店もあり、多くの家族連れで賑わった。
来場者の目安となる粗品引換数は2日間で2,597人(令和3年対比=93.9%)と減少したものの、売上高は7,306万円(令和3年対比=139.8%)と大幅に増加した。
今回、初めてかかしの一般公募を行い、大リーグで活躍する大谷翔平選手や疫病から人々を守るとされる妖怪アマビエ、ロシアの侵攻を受けているウクライナの国花と「平和を祈る」のメッセージを添えたかかしなど各事業部や支所、JAあづみ女性部、市内の介護施設などが作ったかかし36体が並んだ。かかし人気投票も行われ、来場者は流行や世相を反映したユニークな作品を眺めながら、好きなかかしに投票していた。
「楽しい家庭菜園教室」や「パセリ・バジルの植付体験」など家庭菜園の楽しさを伝えるイベントのほか、くじ引きや虹ますのつかみ取りなど縁日企画も3年ぶりに復活。
同市から訪れた家族連れは「くじ引きや虹ますのつかみ取りなど子どもたちが嬉しそうに遊んでいた。夏の思い出になったと思う」と嬉しそうに話した。
千國茂組合長は「コロナ禍で組合員との対話活動が希薄になっていた。この機会に進めていきたい」と力を込めた。

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