7月7日、JAながの芹田地区(長野市)では『水稲青空教室』が開かれ、同地区の水当組合員6人が参加した。
同教室は水稲生産者を対象に、少人数のグループに分かれ長野市内の地区を、全4日間にわたって開催している。
会員らは田植え後の中干し効果や除草剤、病害虫防除など収穫期までの注意点について説明を受けた後、同組合員の水田を視察。営農技術員が水田へ入り水質管理状況を確認し、生産者からの追肥や生育状況についての質問に答えた。
参加した同地区水稲組合長の宮原一雄さんは「芹田地区は都市化が進み、生産者が減少しているが、技術員さんが現地まで来てアドバイスをしていただける事で、手入れの大切さも感じた。夏の暑さが心配だが、見守っていきたい」と話した。
技術員は「低温から、一転しての梅雨明けで高温となり、夏の高温障害が懸念される状況。これからの追肥・水管理が今後の収量・品質に大きく関わってくる。」とし、改めて管理の重要性を呼びかけた。
同JAでは組合員とのつながりを重視しており、今後も営農指導を通じた取組が期待される。