御嶽はくさいトップセールス

JA木曽
セリ台に立ってトップセールスをする田屋組合長(左)、原木曽町長(中)、唐澤木祖村長(右)
セリ台に立ってトップセールスをする田屋組合長(左)、原木曽町長(中)、唐澤木祖村長(右)

JA木曽は5日、京都市中央卸売市場内の京都青果合同㈱で木曽特産のブランド「御嶽はくさい」のトップセールスをコロナ禍の影響で3年ぶりに開いた。主産地である開田高原を治める木曽町の原久仁男町長と同じく木祖村の唐澤一寛村長と共に同JAの田屋万芳組合長らが出席し、多くの買参人らを前に木曽産の品質の高さをPRし、積極的な販売を呼びかけた。
セリ場には、同JA産のハクサイを並べた。中央のセリ台に立った原町長と唐澤村長は「御嶽山のふもと開田高原で生産者一同が頑張って良いハクサイができた」「自然災害やコロナ禍で生産地は大変な思いをしてきた。個数や品質の確保に努めてきたので、良い物をたくさん買っていただきたい」とそれぞれあいさつした。
JAの田屋組合長は「生産者にとって手塩にかけた御嶽はくさいです。本日の出荷は娘を嫁に出すような気持ちです。品質で勝負します」と品質の高さをアピールした。
御嶽はくさいの出荷は、4月中旬から苗で植えた木祖村からの収穫で6月21日にスタート。7月からは産地が唯一こだわり続けている直播き栽培で育ったハクサイの出荷が本格的に始まり、10月まで続く。

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