特産レタスの栽培体験学習 レタスの収穫 塩尻市立洗馬小学校

JA洗馬
協力してレタスを収穫する洗馬小学校の児童
協力してレタスを収穫する洗馬小学校の児童

JA洗馬では7月5日火曜日、塩尻市立洗馬小学校の児童約200名と、毎年恒例となっている特産レタスの収穫を、JA洗馬本所に隣接する体験圃場で行った。児童の親世代から続く地元小学生とのレタス栽培体験学習を通して、子どもたちに人間にとって大切な「食」と地元の基幹産業である「農」を知ってもらい、農業やJAが身近なものとなるよう毎年交流を深めている。今年も4月中旬に種まき、5月中旬には定植を行い、この日は待ちに待った収穫となった。
雨が降る中、朝から収穫の時間帯を3つに分けて全校児童が収穫作業を行った。児童たちはJAの営農指導員やJA洗馬女性部役員の指導のもと、上級生と下級生が協力して、レタスを包丁で切り取り、外葉をはがして洗浄する作業を行った。雨具に身を包み、足を滑らせて泥だらけになる子や、穫れたてのレタスを味見して「甘くておいしい」と叫ぶ子など、悪天候にもかかわらず、楽しそうに作業をしていた。今回の栽培・収穫に臨んだ4・5年生は、地元洗馬のレタス栽培の歴史を学び、自分たちで育てたことで、レタスにとても愛着を持っている。収穫したレタスは、当日の学校給食のレタスチャーハンの材料に使われた。
JA洗馬営農指導員の佐原果緒里さんは、「5年生を中心に春から種まき、定植、水くれ、収穫と頑張ってレタス栽培を行ってきました。雨の中でしたがレタスの収穫が上手に出来ました。農業のことを知ってもらうきっかけになったと思う。」と話した。

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