無償提供の苗6万本配布/JA佐久浅間トルコギキョウ振興プロジェクト

JA佐久浅間
トルコギキョウの苗を受け取る生産者(6月23日、佐久市の圃場で)
トルコギキョウの苗を受け取る生産者(6月23日、佐久市の圃場で)

JA佐久浅間が営農経済事業改革へ設けた13のプロジェクトの一つ、花き(トルコギキョウ)振興プロジェクトの一環で、新規栽培者にトルコギキョウの苗6万本を無償提供した。
プロジェクトは農業の維持、発展の実現を目的に2021年9月に立ち上げ、今後5年間で100戸の新規栽培者へトルコギキョウの作付導入を計画している。トルコギキョウでは、新規栽培者に苗を無償で提供し、栽培講習会を定期的に開催。安心して栽培できる環境づくりに取り組み、新規栽培者をサポートする。
6月23・24日に、新規栽培者17戸に6万本の苗を配布した。苗は4月上旬に播種作業し、約1カ月10度の冷蔵庫で育苗。その後、小諸市のあさま育苗センターに移し、1カ月半育苗した。
今年から栽培を始め、1700本の苗を受け取った佐久市の遠藤文彦さんは「トルコギキョウはとても奇麗なので栽培してみようと思った。苗を無償で提供してもらったのでしっかりと管理し、奇麗な花を咲かせたい」と話した。
JA営農経済部花卉果樹振興センターの阿部知史係は「新規栽培者の圃場巡回をしっかりと行い、アドバイスをするなど徹底してサポートしていきたい」と話している。

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