カーネ出荷スタート/JA佐久浅間カーネーション専門部

JA佐久浅間
出荷基準を確認する目ぞろえ会(6月20日佐久穂町みなみ花き共選所)
出荷基準を確認する目ぞろえ会(6月20日佐久穂町みなみ花き共選所)

JA佐久浅間ではカーネーションの出荷が始まっている。7月を最盛期に12月まで出荷。2022年度はスタンダードカーネーション300万本、スプレイカーネーション170万本を出荷目標に掲げる。
出荷最盛期を前に6月16日に開いた取引会議には、生産者や主要取引市場の関係者ら約50人が出席。JAが育成状況や生産計画などを報告し、今年度の取り組み方針を確認した。同JA花き専門委員会カーネーション専門部の阿部和博専門部長は「燃料、肥料等の高騰で厳しい状態にあるが、1本でも多く出荷し、品質向上をめざして頑張ろう」と呼び掛けた。
高栁利道副組合長は「カーネーションを含めトルコギキョウ、菊、アルストロメリア品目を加える中で、バラエティー豊かな選ばれる産地を目指したい」と話した。
20日には管内3会場で目揃え会を開いた。出荷選別基準の他、日持ち保証販売に向けて「鮮度保持マニュアル」を確認。担当者が、適正な前処理による品質管理の徹底を呼び掛けた。JAでは生産者、市場、JAなどが連携して生産・販売対策に取り組み、農業所得の増大を図る方針だ。

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