トルコギキョウ取引会議/2022年度出荷に向け意思統一

JA信州諏訪
高品質なトルコギキョウを安定的に生産することで意思統一した取引会議
高品質なトルコギキョウを安定的に生産することで意思統一した取引会議

JA信州諏訪は6月22日、茅野市のJA玉川研修センターでトルコギキョウ取引会議を開いた。生産者・JA職員28人が出席。2022年度の生産および作柄状況を確認。高品質なトルコギキョウを安定的に生産することで意思統一を図った。
2022年度の生産者数は96人。栽培面積は、約1,050アールを見込んでいる。品種は、中大輪系の品種を中心に重点品種27品種、補完品種13品種、合計40品種を推奨品種をとして選定した。安定供給できる品種を確保しながら、さまざまな需要の変化に対応するため、リレー出荷を行っていく。初出荷は6月下旬から7月上旬となる予定。
作柄状況は、梅雨時期の曇天降雨の影響で、草丈不足のものがあるものの、例年よりも虫害の発生は少なく、被害も見受けられていない。引き続き、出荷規格に即した選花・選別・検査を行い、消費者に信頼される信州諏訪の花き生産を行う。
市場との意見交換では、生産者が「下位等級品はどのくらいの需要があるのか」と質問。市場からは「短い丈の花を欲しがるお客さんもいる。これまで通り選別を行い、出荷してもらいたい」「上位等級品をメインにしてもらいつつ、ロスになるのであれば、下位等級品もしっかり販売させていただく」と回答があった。

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