福祉施設に花苗定植/花庭づくりに汗流す

JA信州諏訪
恋月荘で花苗の定植を行うJA職員
恋月荘で花苗の定植を行うJA職員

JA信州諏訪は6月、地域の福祉施設で花苗の定植や清掃活動を活発に行った。支所食農活動の一環で、各支所役職員や女性部員が参加。「施設利用者に心を癒してもらえるように」と、色鮮やかな花苗が咲きほこる「花庭」づくりに汗を流した。
原村のJA原村支所は6月8日、同村の障害者支援施設「はらむら悠生寮」で実施。同支所役職員、JA女性部原村ブロック員、施設関係者ら22人が参加した。2018年から毎年この時期に行っており、今回は地元組合員からペチュニア240株が提供された。参加者は、マルチシートを張った畝に1株ずつ定植。たっぷりとかん水をして、花苗が生育よく育つことを祈った。
工藤和衛施設長は「コロナ感染拡大以降も、施設に心を寄せ、毎年きれいな花苗を植えてくださり本当にありがたい。皆でこまめに栽培管理していきます」と感謝を述べた。
富士見町のJA富士見町中央支所境営業所は6月25日、同町の特別養護老人ホーム「恋月荘」で実施。同支所職員、JA女性部富士見町ブロック員ら13人が参加した。2017年から毎年この時期に行っており、今回はJAがブルーサルビア、ニチニチソウ、マリーゴールドを各10株ずつ用意した。花庭は利用者の共有スペース「槐ホール」から眺めることができるため、参加者は花苗の背丈や色合いを見ながら1株ずつ定植。草取りもていねいに行った。
三澤堅吾営業所長は「女性部員にも協力いただき、色とりどりのきれいな花を定植することができた。利用者に喜んでもらえればうれしく思う」と話していた。

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