農産物の販売形態を学ぶ/JA信州諏訪女性部リーダー研修会

JA信州諏訪
JA職員から真空冷却装置の説明を受ける女性部リーダーたち
JA職員から真空冷却装置の説明を受ける女性部リーダーたち

JA信州諏訪女性部は6月27日、JA原村営農センターや管内の農産物直売所などを視察するリーダー研修会を開催した。笠原長子部長ら本部委員、事務局の職員ら計22人が参加。JAが行う農産物の販売形態を学び、リーダー同士の親睦を深めた。
原村営農センターでは、野菜集荷所と花き共選所を見学した。野菜集荷所では、集荷した野菜の鮮度保持に使う真空冷却装置や、一時的に農産物を保管する予冷庫などを見学。ブロッコリーが詰め込まれた発泡スチロール箱に、JA職員が氷詰めを行っている様子なども見学した。花き共選所では、生産者から持ち込まれた花を全箱開封して検査し、等級づけを行うことで有利販売につなげていることなどを学習した。
JA直売所と企業の直売所、それぞれの特徴を知るために茅野市のA・コープファーマーズピアみどり店と、同市のたてしな自由農園茅野店を視察。消費者の視点に立つことを目的に、実際に買い物を楽しみながら学びを深めた。
英国式庭園「蓼科高原バラクライングリッシュガーデン」では、バラや季節の草花を楽しみながら思い思いに散策。リーダー同士の親睦を深めた。
笠原部長は「生産者から消費者に農産物が届けられる過程には、さまざまな工夫があることを知った。学びを通して、リーダー同士のコミュニケーションを深めることができた」と話した。

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