伝統食文化の継承へ 東部支会のぞみうずまきかりんとう作り

JA信州うえだ
うずまきかりんとう作りに挑戦する参加者(6月22日、長野県東御市本海野)
うずまきかりんとう作りに挑戦する参加者(6月22日、長野県東御市本海野)

JA信州うえだ女性部東部支会のぞみは、伝統食文化の継承等、地域の食と農の運動の取り組みを目指して、郷土食教室を開いている。活動は今年で17年目。
6月22日には、東御市のふれあいセンターで支会役員と部員の計17人が参加し、うずまきかりんとう作りを行った。うずまきかりんとうは長野県北信地域で、お盆の時期に食べられていたお菓子。
生活活動サポーターを講師に、参加者は薄力粉、黒砂糖やバター、牛乳などの材料で白生地と茶色生地を作り、2種類の生地を麺棒で薄く伸ばしていった。伸ばし終わった生地を順番に重ねて巻き、適当な大きさにカットして、低温でじっくり揚げた。初めてのレシピで慣れない中でも、2時間ほどで、黒糖のいい香りがする素朴で昔ながらのかりんとうが完成した。
参加者は「とても簡単に作れた。生地の厚さや巻き方を工夫すると、量や大きさが変わるのもいい」「切る厚さによって、カリっとした食感やクッキーのような食感になると聞いたので、自宅でも試してみたい」と話した。

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