郵送フィルム変更/環境に配慮しSDGsに貢献

JA上伊那
新しいフィルムに入ったる~らるを持つ職員
新しいフィルムに入ったる~らるを持つ職員

JA上伊那は准組合員へ年2回(6月・12月)郵送している広報誌「る~らる」の包装フィルムを6月から紙パウダー配合のバイオマスフィルムに変更した。同JAも取り組む持続可能な開発目標(SDGs)への貢献が目的。バイオマスフィルムを使用した郵送は県下JA初の取り組み。
同JAでは例年、准組合員に対し、る~らるを郵送している。これは「地域農業の応援団」として活躍する准組合員に同JAが取り組む活動に理解や関心を深めてもらうのが目的だ。そのため、る~らるには、自己改革の取り組み状況や工程表を掲載。また合わせて総代会資料の要約版を郵送している。作業に関しては昨年12月郵送分から外部企業に依頼し、費用削減や業務負担軽減につなげている。
2回目となった今回は新たにポリフィルムから紙パウダーと植物由来のバイオマスを25%使用したフィルムに変更。このバイオマスフィルムは廃棄の際に焼却すると発生するCO2が、植物が成長過程で吸収したCO2と同量のため、大気中のCO2総量が変わらないとされている。同JAはSDGsへの貢献になるとし、導入を決めた。
同JAは12月郵送のフィルムも検討していく。

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