ブロッコリー出荷本格化

JA佐久浅間
発砲スチロール箱に氷を詰める担当者
発砲スチロール箱に氷を詰める担当者

ブロッコリー生産量が長野県1位のJA佐久浅間管内で、出荷が本格化している。春作のピークは6月下旬から7月上旬、12月までに約100万ケース、市場販売額20億円を目指す。
主な産地は小諸市、御代田町、東御市北御牧地区。今年は春先の降雪などの影響で生育が遅れていたが、その後気温が高めに推移し、適度な降雨で順調に生育。品質と量ともに例年並みに推移している。
最盛期を前にJAでは各地で目揃え会を開催。6月10日に小諸市のベジパックセンターで開いた目揃え会には生産者や市場、JA関係者ら約80人が参加し、集荷方法や等級などを確認した。同センターでは、生産者から専用コンテナで持ち込まれるブロッコリーを選果担当者が等級ごとに選別し、共選用の発泡スチロール箱(1ケース5キロ)に詰める。
JA営農経済部野菜課の横田信夫課長は「生産者の努力で、今年も出来が良い。県内生産量1位の品目として、安定した品質のブロッコリーを市場に届け、有利販売につなげたい」と話している。

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