JA信州諏訪富士見町グリーンカルチャーセンターは6月10日から、七夕飾りを飾っている。1階ロビーに、3メートルほどの高さの大きな笹を設置。来所した地域の組合員、子どもたち、職員らが足を止め、短冊に願いごとを書き入れ、笹につるしている。
同センターは、JAの組合員講座や各会議を開催するほか、子どもの学習塾や地区行事の際などには、貸し出しも行っている。地域住民には「拠り所」として、親しまれている施設だ。
この企画は、今年で2年目。同センターに隣接するJA富士見町中央支所の窪田裕章統括所長と同センター駐在のJA管理部協同活動推進課の小林明美担当が、「古くからある季節の行事を楽しんでほしい」との思いで、始めたもの。笹は町内から手配。同センター職員らで、折り紙やカラー用紙を使って、星や天の川、提灯などの飾りをつくった。
17日、窪田統括所長が、学習塾に訪れた子どもたちや職員ら来所者10人に七夕飾りを紹介。来所者は「みんなが幸せになれますように」「バレエの発表会で上手に踊れますように」など、思い思いの願いごとを短冊に書き入れ、笹につるした。
窪田統括所長は「この時期ならではの行事として気軽に立ち寄ってもらえればうれしい。皆さんの願いごとが叶うことを願っている」と話していた。
七夕飾りは、7月7日まで展示している。