上田市食育活動で保育園児が野菜苗植え付けを体験

JA信州うえだ
苗を植える園児ら
苗を植える園児ら

JA信州うえだは5月上旬、上田市保育園児の野菜苗の植え付け体験に協力・参加した。
植え付け体験は、上田市の「第二次上田市食育推進計画」に基づくもので、未就学児の食育活動の充実をはかり、園児たちが定植から収穫までを行い、自分達で育てた野菜を給食で食することで地産地消に興味関心を持ってもらうことを目的に、上田市内の消費者団体、生産者団体、JAや流通業者からなる上田地産地消推進会議学校給食部会が企画した。
前日の雨天に変わって五月晴れとなったこの日は、上田市古里の上田市立神科第二保育園隣の圃場で同保育園の年長と年中の園児51人と関係者10人が参加した。
野菜苗は、同JAと同部会から、キュウリ、長ナス、スイカ、オクラ、カボチャ、ミニトマトなど約12種類の苗を提供した。植え付けは同JA営農指導部野菜リーダーの深井大亮技術員らの指導で行い、マルチに穴をあけた部分にポットから出した苗を入れ、土をかけた。体験した園児は「楽しい」「おいしく育ってほしい」など喜んでいた。
同JAマスコットキャラクターの「真田のぼるくん®」も駆けつけ、植え付け体験を応援した。
上田市農林部農産物マーケティング推進室の矢ヶ崎舜さんは「子どもたちが育てて野菜を給食で食べてもらい地元の野菜に親しみをもってもらえたらうれしい」と話した。
深井技術員は「食育活動はとても大事なこと。行政等と連携し子どもたちに興味・関心をもってもらえる取り組みを継続していきたい」と話した。

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