自然豊かな牧場へ 乳牛放牧

JAながの
放牧された牛たち
放牧された牛たち

6月15日、木島平村にあるカヤの平牧場では、みゆきブロックで経営している酪農家の乳牛(ホルスタイン種)が放牧されました。今年は、全27頭の申込がありました。ほとんどの牛が昨年に生まれてから1才未満の子牛で、牛舎以外の地を踏むのは初めてとあって、興奮した様子の牛や大自然に戸惑う様子の牛が見られました。
放牧をすることで夏の暑さ対策になるだけでなく、足腰が強い牛になり健康的な体になります。酪農家にとっては価格が高騰しているエサ代の削減や堆肥の処理など経済的・体力的な負担の軽減にもなるため、メリットも大きいです。
体重測定などの作業を終えると順々に放牧されました。放牧作業が終わると酪農家など関係者による牛たちの安全祈願を行いました。
放牧された牛を飼育する株式会社中沢牧場の水上清治さん(40)は「無事に放牧が出来て良かった。牛にとって良い環境で成長してくれたら」と笑顔で話しました。
現在JAながのみゆきブロックでは5軒の酪農家がおり、うち3軒の牛が放牧されています。この牛たちは10月の中旬まで定期的に健康チェックをうけ管理された中で放牧を行い、以後は各酪農家の牛舎へ戻ります。

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