ハクサイ査定会/JA佐久浅間しらかば野菜部会

JA佐久浅間
白菜の生育状況や荷造りのポイントを確認する生産者
白菜の生育状況や荷造りのポイントを確認する生産者

JA佐久浅間しらかば野菜部会は6月10日、主力品目のハクサイの出荷本格化に合わせて、佐久市布施のJA長者原予冷庫で査定会を開いた。
査定会には、生産者や市場、JA関係者ら70人が参加。生産者が荷造りの規格などを確認した。
市場担当者は「卸売市場で高く評価されているブランド産地だ。しっかり荷造り、圃場管理をしてたくさん出荷してほしい」と激励した。
JA営農指導員が目ぞろえのポイントとして、大箱(1ケース15キロ)と平箱(1ケース12キロ)の玉数や重量などの規格を説明。降雨による生理障害への対策や害虫防除の徹底を呼び掛けた。
箕輪文彦部会長は「コロナ禍で販売状況が厳しい中、ハクサイについては前年を上回る販売実績を上げる事ができた。引き続き査定会、勉強会等を通じ出荷物の品質維持と安定生産を目指していきたい」と話している。
佐久市の長者原地区は蓼科山山麓の標高約1000メートルに広がる准高冷地。同地区では5月18日にハクサイの出荷を始めた。ピークは6月上旬から7月上旬、9月中旬から10月下旬で、11月下旬まで約82万ケース(1ケース15キロ換算)の出荷を目指している。主に関西と中京方面に出荷する予定だ。

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