JA信州諏訪諏訪中央支所は6月11日、諏訪市の豊田小学校の地域総合クラブ「とよだっ子未来探検隊」が行うサツマイモの苗植えに参加した。JA理事や同支所運営委員・職員ら18人が参加し、児童と一緒に定植作業を行った。
同支所の食農活動の一環で、サツマイモ栽培を支援して今年で4年目になる。
この日は、ベニアズマの苗150本をJAが提供。地元農家から借り受けた学校近くの約4アールの畑で作業した。苗は、畝と平行に寝かせるように植え付ける水平植えで定植。苗がマルチの熱で焼けてしまわないように、わらを苗に巻き付けるように敷いた。1時間ほどで定植を終え、じょうろでたっぷりと水を与えた。
同支所金融渉外係の鈴木慎弥さんは「積極的に作業する児童の姿が印象的だった。農業を通じて、地域の児童や保護者の皆さんと触れ合える貴重な機会になった」と話した。
同探検隊は、土曜日を中心に開き、地域住民らの支援を受けながら屋外での活動を中心に、今後は学友林でのアスレチックや地元の史跡散策などを行う予定だ。今年度は1年から6年の児童82人が隊員として登録している。