JA信州諏訪協同活動推進課の職員5人は6月13日、4月下旬から野菜づくりを開始した富士見町の畑で、本格的な収穫作業をはじめて行った。今年度から取組みはじめた新たな食農活動の一環。自分たちで育てた野菜をさまざまな形で利活用していく。
この日は、収穫時期を迎えたカブ、小松菜、チンゲンサイなどを収穫。収穫した野菜は、同課の小林明美さんの発案で、富士見町社会福祉協議会へ寄付した。同協議会を通じて生活困窮者世帯などに提供する。
5月下旬には、JAの新規栽培推奨品目「小玉スイカ」の栽培もはじめた。同JA営農部が進める小玉スイカの栽培推奨の一助にしたい考えだ。
小林さんは「野菜を必要とする人へ提供することができて嬉しい。今後も取組みを続け、地域貢献や社会貢献につなげられれば」と話した。
今後は、自分で育てた野菜を調理して食べる楽しさを知ってもらうことを目的に、収穫した野菜を使ったレシピをJAの広報誌やホームページで公開する。栽培した大豆やバジルを使って、みそやバジルソースなどをつくる予定だ。