JA佐久浅間が食農教育の一環で取り組む親子参加型体験教室「ちゃぐりんみなみ教室」が今年度から始まった。
以前は本所が主催していたが、地域の特色を生かして農業への関心を高めてもらおうと昨年度より8広域支所単位に企画を変更し開催している。
佐久うすだ支所と佐久穂支所からなる、同教室は6月4日に開講し11月までの全6回開催。6家族16人が参加する。協力サポーターとして女性会会員や地元理事など16人が参加し、種まきなどの農育体験や収穫した野菜を調理する食育体験をサポートする。
初回は、佐久市臼田の佐久市有機農業実験農場で、サニーレタスの苗植えや小松菜の種まき、ほうれん草の収穫を行った。
収穫したほうれん草を使ったごま和えなどを協力サポーターが調理し、弁当にして参加者に配った。
参加した親子は「子供が野菜嫌いでこの教室に参加した。野菜を身近に感じ、野菜嫌いを少しでも克服させたい」と話している。
協力サポーター井出明理事は「子供の舌は敏感で、美味しいと思った味覚は一生残る。この教室を通じ自分で育てた作物を食べて、野菜は美味しいという事を知ってほしい」とあいさつした。
次回は7月9日今回植付けしたサニーレタスの収穫などを予定している。