心を癒す花を定植 病院ボランティア

JAグリーン長野
花の定植作業を進める女性部員
花の定植作業を進める女性部員

JAグリーン長野女性部松代総支部は6月11日、JA長野厚生連長野松代総合病院の花壇整備に協力した。女性部が主軸の一つとする活動「病院ボランティア」の一環。総支部役員5人とJA職員が出席。一般ボランティア「園芸福祉あんずの会」会員の指示のもと、病院職員とともに花を植え、デザイン花壇を仕上げた。
花壇の植え替え作業は昨年に引き続き2回目。新型コロナウイルスの影響で兼ねてから行っていた院内ボランティアができないなかで協力を始めたもの。作業は、園芸福祉あんずの会員が予めデザインした花壇の設計図に沿って定植位置を決めたあと、「ベコニア」「インパチェンス」「ブルーサルビア」あわせて200本を定植。位置をずらさず、ポット苗の肩が土から出ないよう気を付けて植えた。
花壇のテーマは「年輪」。園芸福祉あんずの会員は、「年輪を人生にたとえ、人生は良い時ばかりでなく、困難にぶつかることもあるが、その時は焦らず、違った角度から眺め、本当大切なものを考え、豊かな人生につなげる」という思いを込めてデザインしたという。女性部員は、「とても素敵な花壇に仕上がった。自分も病院を利用することが多いので、また違った気持ちで中庭を眺めることができる」と話す。別の部員は、「花を見て、患者さんが心を癒していただければ嬉しい」と話した。
女性部では、引き続き、総支部ごと、ボランティア活動を通じ、地域貢献につなげる考えだ。

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