福島小3年生・5年生が田植え体験

JA木曽
5年1組児童の田植え体験
5年1組児童の田植え体験

6月8日 JA木曽は、木曽町福島小学校の3年生と5年生の36人に田植えを指導した。同JA農業生活部農事園芸課の営農技術員5人の指導で近くの組合員農家から借りた2.5アールの水田にうるち米ともち米の苗を手で植えた。
両学年は総合的な学習の一環としてJAが企画した「米作り体験」に参加し、今秋の稲刈りや脱穀の作業も学ぶ予定となっている。
1枚の田んぼを学年ごとに分け、3年生(2組18人 担任:木下美季教諭)は、和菓子を作ることからもち米「わたぼうし」の苗を植えた。5年生(1組18人 担任:中村康太教諭)はうるち米の「風さやか」と「コシヒカリ」の苗を植えた。
児童は裸足で田に一列に並び、あらかじめ引いた目印の線に合わせて苗を2~3本ずつ植えた。
児童は「田んぼの土の中は気持ちよかった」「植えていくうちに楽しくなってきた」などと喜んだ。
両学年クラスの担任は「普段食べている米について、米を作っている農家の苦労を理解し、感謝の気持ちを持ってもらいたい」「自分たちで作ることや食料を作っている人たちの地域を学び、人と触れ合うことの大切さを学んでほしい」と話した。
小学生の「米作り体験」を企画した組合員課の蒲沼康子課長は「普段食べている米がどのように作られていくかを理解し、食の大切さや農業に興味を持ってほしい。JAとしても食育の促進と地域貢献に取り組んでいきたい」と語った。

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