田植え楽しかったよ!

JAグリーン長野
真剣に作業をすすめる受講生
真剣に作業をすすめる受講生

JAグリーン長野は6月4日、長野市川中島町の水田約7アールで「親子ふれあい農業塾」を開いた。NPO法人風とみどりの会の協力を得て「田植え」を実施。今回は青壮年部川中島支部長の小河原敏男さんJA職員が講師となり、5組15人の受講生が「手植え」でモリモリモチ苗を植えた。
受講生は学校行事等により欠席も多く、作業人数が少ないため、田の7割を同法人が予め機械で田植えし、参加者は約3割分の面積を手植え。田の端から一列に並び、目印のロープに沿って定植作業。一人当たりの定植面積が多く、負担も大きかったが、児童は、「田んぼの中を歩くのが大変だったけど楽しかった」「転びそうになって大変だった」と感想を寄せた。保護者は、「とても楽しみにしていた。機械植がほとんどになってきているが、改めて米作りや農家さんの苦労感じることができた」と話し、収穫量見込みや今後の管理作業について小河原さんや営農技術員に質問を寄せていた。
小河原支部長は、「和気あいあいできた」と総評するとともに、米の消費量が減っていることに触れ、「お米をたくさん食べていただき、ぜひ地域の農業を担う人になってもらえると嬉しい」と話した。今後10月に稲刈り作業を予定する。

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