良質米の栽培を/五郎兵ヱ米

JA佐久浅間
担当者の説明を聞く生産者
担当者の説明を聞く生産者

JA佐久浅間五郎兵ヱ米部会は5月28日、佐久市の旧JA浅科店駐車場で五郎兵ヱ米栽培講習会を開き、生産者やJA関係者ら31人が参加した。
講習会では、佐久農業農村支援センターの担当者が、今後の気象状況や水管理、病害虫防除などを説明。「幼穂形成期以降は、稲の生育の中で最も水を必要とする時期。不足すると籾数や短穂につながるため3~4cmの湛水管理にしてほしい」と呼び掛けた。
JAしらかば東部営農センターの柳澤基平調査役は「実りの秋を迎えるまでしっかりと生産者を支援していきたい」と話している。
五郎兵ヱ米は佐久市の浅科地区で栽培され、蓼科山の湧き水の五郎兵衛用水と粘土質の土壌で栽培された「コシヒカリ」で、食味が良くブランド米として販売されている。同部会では、2022年度は約80人で150トンを出荷する計画だ。

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