市場懇談会/適正価格で販売を/JA上伊那野菜部会

JA上伊那
意見交換が行われた懇談会の様子
意見交換が行われた懇談会の様子

JA上伊那野菜部会アスパラガス専門部、ブロッコリー専門部は6月2日、伊那市狐島の全農長野県本部南信事業所で市場懇談会を開いた。同JAからは役職員や部会員22人が参加。7市場をWEBでつなぎ、生産状況や市場販売状況を踏まえた意見交換を行った。
懇談会は2019年まで、販売促進会議として専門部の役員やJAの担当職員が実際に市場を訪れ、現地で意見交換を行ってきた。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止とし、昨年からはWEBで開催している。
懇談会には市場から同JAのアスパラガスやブロッコリーなどを扱う、東京や名古屋、大阪、長野の7市場の職員計21人が参加した。意見交換で永由喜芳アスパラガス専門部長と藤森英雄ブロッコリー専門部長は「品質や安全安心にはJA、生産者ともに力を入れて取り組んでいる。適正価格での販売をお願いしたい」と想いを伝えた。市場担当者からは「上伊那産は品質も良く、産地指定の注文もある。これからも安心して生産してほしい」と話した。
同JAの2022年度野菜目標販売高は22億2千万円。このうち、アスパラガスは約4億9千万円、ブロッコリーは約3億4千万円をめざすなか、JAの重点品目として生産管理対策や栽培技術の構築などに力を入れている。

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