JA信州うえだ真田地区事業部は5月25日・27日、同地区事業部で「麹に親しむ」と題して講習会を開いた。二日間で、組合員や地域住民12人が参加した。
同事業部は、地域に向けて毎月開催するJA生活文化活動で、コロナ下でのソーシャルフレイルを防ぎ、JAに出かけてもらう機会を増やし、地域に人の輪を広げることが目的の一つだ。
コロナ感染拡大防止のため少人数で開催回数を増やした。
この日は、生活活動サポーターとくらしの活動専門員を講師に発酵調味料を作った。基本的な「しょうゆ麹」塩麹ベースの「タマネギ麹」の2種類を仕込み、事前に仕込んで完成した「しょうゆ麹」で蒸しパンを作って持ち帰った。
麹は「エーコープ米こうじ」を使った。「しょうゆ麹」は加工瓶に米こうじとしゅうゆを入れ混ぜるだけ、「タマネギ麹」はタマネギをフードプロセッサーにかけたものに、米こうじと塩を併せ加工瓶に詰めて、仕込んだ。
くらしの活動専門員から、家での管理方法や使い方、麹にまつわる四方山話の他「国消国産の日」について話を聞いた。
参加者は「麹のすばらしさが分かった。応用編の麹納豆や発酵あんこも作ってみたい」と話し好評だった。