事故の瞬間再現/生徒が危険確認

JA信州諏訪
自動車の死角から飛び出した自転車が事故に遭う瞬間を再現したスタント
自動車の死角から飛び出した自転車が事故に遭う瞬間を再現したスタント

JA共済連長野と長野県警察本部は5月26日、諏訪市の諏訪清陵高等学校・附属中学校で、自転車交通安全教室を開いた。スタントマンが危険な自転車走行に伴う交通事故現場を再現。生徒は、交通ルールと日常に潜む危険を再確認した。
全校生徒960人と学校関係者、諏訪警察署・同連合会・JA関係者が出席した。再現した事故は見通しの悪い交差点での出会い頭の衝突、大型トラックの内輪差の巻き込まれなど計8事案。自転車と車が衝突する光景を目の当たりにした生徒からは、悲鳴や驚きの声があがった。
同署の高木康昭署長は「諏訪地方では今年、6件の自転車事故が起きている。自転車は手軽だが、交通ルールを守って乗っていただきたい」と呼びかけた。
3年生の星文乃さんは「今日学んだことを忘れず、充分に注意しながら自転車に乗りたい」と話していた。

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