JA信州うえだは5月26日、上田市天神のサントミューゼで第28回通常総代会を開催した。書面出席を含む503人が出席。2021年度事業報告、第10次中期3カ年計画の樹立・実践について、2022年度事業方針、役員選任など、全9議案を原案とおり可決した。
JAの自己改革について「農業開発基金等の活用による地域農業振興への取り組み」「農業所得増大に向けた取り組み」など「不断の自己改革」の取り組み状況を報告した。また、特別決議案として「農業経営の危機突破および食料安全保障の確立に向けた緊急決議」について全員の賛同により決議した。
第10次中期3カ年計画の初年度にあたり「農業所得増大へのさらなる挑戦」「不断の自己改革による組織・経営基盤の確立」をテーマに取り組み、次代へつなぐ持続可能な農業の実現や豊かでくらしやすい地域社会の実現に向け、組合員の負託に応えるJAづくりに取り組む方針だ。
眞島実組合長はあいさつで「行政や各農業団体と連携し、経営所得安定対策など各種の施策を活用して農家所得の増大に努める。組合員・利用者の負託に応え、地域に根差したJAとして、持続可能な農業生産基盤とJA経営の確立や地域の活性化に向け、役職員一丸となってまい進する」と決意を述べた。
任期満了による役員改選を行い27日、JA本所で開いた臨時理事会、臨時監事会で新役員の執行体制を決めた。選任された役付き役員は次の通り。
▽代表理事組合長=眞島実▽代表理事専務理事(JAづくり本部長)丸山勝也▽常務理事(くらしづくり本部長)櫻井典夫▽常務理事(農づくり本部長)和田宏一▽代表監事=小林久晃▽代表監事代理=髙橋一嘉▽常勤監事=木村明夫