園児と田植え/手植えで農業の楽しさを学ぶ/JA上伊那青壮年部西春近支部

JA上伊那
盟友とともに田植えを楽しむ園児たち
盟友とともに田植えを楽しむ園児たち

JA上伊那青壮年部西春近支部は5月25日、「チャイルドファーム21」運動の一環として伊那市西春近の西春近北保育園の年長園児19人と田植えをした。地元の子どもたちが農業に触れる機会を増やし、農業の楽しさや自然の恵みを実感してもらうことで、農業への理解、地域農業の活性化を目的としている。この日は園児が実際に手で苗を植えた。
園児といっしょに田植えを行うのは3年ぶり。これまで新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から自粛してきた。
田植えでは約18aの圃場に裸足で入り、同支部の盟友から指導を受け、泥だらけになりながらもち米の「白毛もち」を約4aに手植えした。また、盟友が運転する田植機を見学。最後には圃場に向かい全員で「おおきくなりますように」と手を合わせおいしい米が育つよう願った。
園児は「楽しかったけど難しかった」と話した。同支部の北原幸夫支部長は「体験を機に将来、農業に携わる子が増えるよう、これからも地道に活動を続けていきたい」と目標を話した。
稲刈りは10月下旬を予定し、園児とともに手刈り、コンバインでの収穫を行う予定。

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