南部カントリーエレベーター安全祈願祭・起工式/南部地区の水田中心拠点として

JA上伊那
安全祈願祭でくわ入れの儀を行う御子柴組合長
安全祈願祭でくわ入れの儀を行う御子柴組合長

JA上伊那は5月21日、飯島町にある旧飯島果実選果場を活用したカントリーエレベーター新設の安全祈願祭と起工式を行った。JA役職員や施工業者など約50人が参加。工事の安全とスムーズな進捗を祈願した。
カントリーエレベーター新設は同JAが行っている米穀施設第2次再編計画の一環。宮田・赤穂・中川のカントリーエレベーター、ライスセンターを集約し、旧選果場施設を利用した「南部カントリーエレベーター」を建設する。敷地内には9棟のサイロ、乾燥機などを新設。旧選果場内には籾摺り機などを設置する。生籾の総処理量は4,500tで県内最大規模となる。また、施設を集約することで統一した運営管理体制を整え、施設運営にかかる費用の削減や米の品質向上などにつなげる。
起工式で御子柴組合長は「水田を中心とした農業体系が確立している上伊那において、南部地区が新設するカントリーを拠点として活躍することを期待する」と話した。
同施設は2023年3月の完成を予定。稼働は同年9月を予定している。

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