地元のこどもを「フードドライブ」で支える

JAグリーン長野
「ぜひ活用していただきたい」とあいさつする小林部長(左)
「ぜひ活用していただきたい」とあいさつする小林部長(左)

JAグリーン長野女性部は5月24日、長野市三本柳の特定非営利法人にっこりひろばが運営する「にっこりひろば」に女性部が集めた食料品を寄贈した。同法人が、JAの旧三本柳支店を活用して子供や地域住民の居場所づくりやこども食堂を行っていることを縁に、次世代の子どもたちの育成に貢献しようとしたもの。家庭で余った食材等の有効活用する「SDGs」達成への寄与も意識する。女性部の小林浜子部長が、法人理事でスタッフの女性に、食材や調味料が入ったダンボール4箱と米3kgを渡した。食材等は、女性部総会や会議の際に、各家庭で眠っていたものをフードドライブとして持ち寄ったもの。小林部長は「昨年は管外の法人に寄贈したが、地元のこども食堂に直接提供できるとなれば、女性部にとってもとても喜ばしい。ぜひ活用してもらいたい」とあいさつ。スタッフは「ご厚意が本当にありがたい」と話した。食材は、新型コロナ禍で食事の提供等が制限されているなかで弁当や児童の放課後のおやつとして活用する予定だという。
女性部では2022年度、年間活動計画に「SDGs」を意識した「フードドライブ」や各種ボランティア活動を盛り込む。引き続き、定期的にフードドライブを実施する考えだ。

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