JA信州諏訪健香会 菊づくり楽しもう/高島城祭で菊苗販売

JA信州諏訪
菊苗の購入者に仕立て方をアドバイスする河西会長(中央)
菊苗の購入者に仕立て方をアドバイスする河西会長(中央)

諏訪地域の菊愛好家でつくるJA信州諏訪健香会の会員4人は5月22日、諏訪市で開催された第53回高島城祭に出店し、大菊とドーム菊の苗を販売した。菊苗の購入者には、後日開催予定の講習会の案内を行った。これから菊づくりに挑戦したい人や、既に楽しんでいる人を会員に迎え入れ、同会が同市で毎年開催している諏訪大社上社奉献菊花展示会をさらに盛り上げたい考えだ。
この日、販売した菊苗は、同展示会で最高賞に当たる「競技花の部」の最優秀賞を6年連続で受賞している同市の奥山幸茂さん(83歳)と、2021年度「だるまの部」で最優秀賞を受賞した茅野市の小林宗吉さん(80歳)が育てたもの。大菊の苗121本とドーム菊の苗46本を用意した。来場者が選びやすいように、菊苗には花と同じ色の札を付けた。会場では「何色にしようか」「白色がかわいいかも」などといった菊苗選びを楽しむ声が聞こえた。
購入者の「水やりのタイミングを教えてほしい」といった疑問には、河西佳一会長が「水やりは、しっかりと土の表面が乾いてから。鉢の底から水が出てくるまでたっぷりと与えてください」とアドバイス。菊づくりに初めて挑戦する人や、菊の仕立て方に悩みを抱えている人には、同会が後日無料で講習会を開催して指導する予定だ。
河西会長は「今日を機に、一緒に展示会を盛り上げてくれる仲間が増えてくれたら嬉しい。講習会では菊づくりの楽しみ方を伝えたい」とこれからの取組みへの意欲を語った。

MENU